おはようございます。

朝から花粉症の症状が治まらず、たまらず点鼻薬と鼻炎薬を使用。幾分和らいできました。どうも担当です。

先日、休みの日に近所の書店(当店ではない)にレンタルを返しに行った日の事。

いつも通り2階のレンタルショップへ行き返却BOXに投函。新しい映画をレンタルして1階の書店で書籍を物色しましたが、特に読みたいものもなかったのでカウンター前を横切って出口に向かおうとした時。

担当とは反対方向から小走りで出口に向かう男性(以下、B男)と、おい!まて!そいつ捕まえて!と声を荒げながら追いかける男性(以下、A男)。

一瞬、タダ事ではない。と身構えたその時、追いついたA男がB男の肩に掴み掛かりました。

するとB男は振りほどこうと激しく抵抗。走っていたため、二人はバランスを崩しそのまま担当の目の前にあった商品棚に激突、そのまま転倒しました。

当然、商品は床に散らばり、店内至る所から短い悲鳴が上がりました。

経験上、万引きかと思ったんですが、よく見るとA男の後ろから、超ミニスカートの女性(以下、C女)が小走りで付いて来ていたんで、痴漢か盗撮かと思いました。

そんな思考を巡らせている内に、体勢を立て直したB男が再び出口に向かおうと走り出しました。が、A男ががっちり腕を掴んで離さなかったのでA男を引きずりながらで思うように動けません。

A男も立ち上がり、抑え付けようとしますが抵抗を続けるB男。

見かねた男性客がB男の腰のベルトを掴み、二人がかりで押さえつけると、やっと観念したのか、見る見るうちにB男の動きが鈍くなりました。

ここでやっと事態を把握した店員が駆け寄り、事情を聞くとA男が盗撮!盗撮です。と息切れしながら解答しました。

すぐに警察を読んで下さい。というA男に重ねるように、いま警察読んでいますので、とりあえず事務所に。と事務所へ促す店員。

店員が先に行ってしまい。後に続こうとA男が歩き出した瞬間、再びB男が抵抗始めました。ベルトを掴んでいた男性客もいつの間にか居なくなっていました。

B男が手を振りほどいて逃げようとすると、今度は首に腕を回しガッチリブロックするA男。

改めてみるとA男は背も担当より高く肩幅もあるガチムチマッチョ系。対するB男は背も低く全体的にほっそりしていてメガネを掛けたオタク系と体格差は歴然でしたが、激しく抵抗し続けていました。

A男もおい!もう諦めろて!暴れるな!と声を上げます。

このままだと逃げられると思った担当は。すかさずB男に駆け寄り、腰ベルトを掴みました。するとA男が鞄!鞄とって!と指示。担当取ろうとしましたが、それよりも早く別の男性客が背負っていた鞄をひったくり地面に下ろしました。

尚も暴れるB男。

A男がB男の足を引っ掛けて二人で地面に転倒。担当もつられて片膝つきましたが、激しく動かすB男の足が目に止まり咄嗟に靴を脱がしました。

その時、始めてA男と目が合ったんですが担当の意図がわからなかったようだったんで、靴を脱がす。逃げられないから!と言うとA男が頷き、B男を押さえつけた隙にもう片方も脱がして端に蹴り飛ばしました。

そして今度は携帯。携帯もってる!それも!とA男が言ったので担当も携帯を探そうとB男を観察していると、B男が右手で右ポケットを弄り始めました。

咄嗟にデータ消される。と思ってその手を振り払い。ポケットから携帯を抜きました。それで流石に観念したのか、再び元気がなくなっていくB男。

そこで担当もベルトを離しました。

A男がB男を立ち上がらせて、首をがっちり抑えこんだまま事務所に向かうA男。担当は散らばった鞄、靴、携帯を一処にまとめていると、今度はB男が床に座り込んですいません。すいません。と連呼していました。

A男も、まぁええて、もう警察来るから事務所にいこう。促していました。B男はまだ観念していないのか。謝罪の言葉を口にしながら、見逃して下さい。と懇願。流石にイラッときたのかA男は盗撮してただろ?認めろよ!と怒気を荒げて問い詰めていました。

そうこうしていると男性店員が二人きてA男に何やら説明して、B男の両腕を掴むと立ち上がらせ、B男が事務所に連れて行かれました。

担当は店員に荷物も持って行って!と声掛けましたが、聞こえてなかったみたいで、仕方なく荷物を抱えて後に付いて行きました。

そこでC女が、ありがとうございます。と声を掛けてきたんで、大丈夫でした?大変でしたね。と応えました。

実際、どういう状況かわからなかったんで、当たり障りない返答を返しておきました。

事務所に行くとA男の他に4~5人男性店員がいました。おい、こんなにいたのかよ。もっと早く出てこいよ。と思わなくもないですが、担当も面倒事に巻き込まれるのも嫌だったんで、取り上げた荷物ここに置いておきます。と言って、そそくさと退出。

車に乗って帰る途中、数台の緊急サイレンを鳴らしながら走るパトカーとすれ違いましたが、その後どうなったかは不明です。

まぁ、どこにでも困った奴はいるもんやな。と思った休日でした。


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